ちょこらんだららん

2005年から2011年のダイアリー。昔の記事へのコメントありがとうございます。

JR福知山線脱線事故

あえて、書くのをやめておこうかと思っていましたが、まだ救出されていない人がいることと、報道が競って情報を流し合っているので、触れておこうかと。
あまりの憤りに、長くなってしまった^-^;
最初は、こんなに救出が遅れるほど、大変な事態になるということが分からなかったので、家に帰ってからニュースを見た時の感想が「そうこう言ってる今も、交通死亡事故はどこかで起こってるよ、大袈裟だな」くらいでした。
交通事故の一年間の負傷者数は、約110万人にのぼり、死亡者数も9000人になるそうです。しかも、交通事故の場合、24時間以上経ってから死亡した場合は、死亡事故に数えないそうなので、現実はもっと多いと思われます。ご存知でした?
だから、「たかが…」という思いは抱いてしまいました。
「安全なハズの電車が…?」という思いもありましたが。反省。
でも、あまりにも大変そうな救出作業の現場映像、
遺族や助かった方への報道陣の執拗なインタビュー、
JRの体質を暴露する関係者の証言、等々、
テレビを見ていて、なんか色々思うところがあり書いてしまいました。


いや、JRは色々凄いと思ってましたよ?
時間の正確さとか、移動手段としての速度とか。
国鉄時代には、乗り遅れてホームをダッシュしたら、出発した電車が止まってくれた話しとか聞きましたから。これがいいか、悪いかじゃなくて、時代も違うことは重々承知で、変わっちゃったんだなと。
でも、もっと社員を大切にしてもいいと思います。
報道で知ったことなので、ある側面からだけの見方とは思いますが、罰が相当苦痛なものだそうですね。
ミスを犯してしまったとしても、ただ罰を与えるのではなく、再発防止のための教育をきちんと機能させていただきたいと思った。
それでもミスが多いようなら、部署替えでもなんでもすればいい。
罰が待っていることが分かりながら、少しでも遅れを取り戻そうと焦った運転士の気持ちも分かるような気がして。
乗客の命をあずかっている立場にいながら、それでも無理せざるえなかった状況に追い込んだのは会社だと思います。
ATS-Pだって、さっさと導入しちゃって下さい。


あと、なんだあの報道。
もともと、ワイドショーの一緒に悲しんでる風なナレーションは大嫌いなんですが。
インタビューも、少し失礼すぎやしませんか。


まだ、身元の確認のできない方や、救出されていない方がいることに胸が痛みます。
亡くなられた方々の、ご冥福をお祈りします。