ちょこらんだららん

2005年から2011年のダイアリー。昔の記事へのコメントありがとうございます。

種まき

理科や生活科では、なんだかんだ1年を通して植物の観察をすることになるもので、授業が始まり落ち着いてくると、毎年種を植えます。
ちょこらん自身も、1年生はアサガオ、2年生はヒマワリ、3年生はホウセンカ、4年生はヘチマ…と、いつも何かを育てながら観察していた覚えがあります。
毎年毎年、良く飽きもせず、何かを育てるもんだとも思いますが、実はそれぞれの学年ごとに目を向けるポイントが違っているのです。
3年生では、種→芽→双葉→本葉→花→結実→枯死と成長には順序があることを学びます。だから1年で結実する一年草が観察に向いています。
4年生では、気温が高くなると、茎の伸びるスピードが上がるというような、成長と気温が関係があることを学びます。だから、茎がぐんぐん伸びるツル植物が向いています。
5年生では、発芽には水、空気、温度、が必要であるとか、成長には養分が必要であるなどの条件があること、6年生では、植物が養分を生成していることなどを学びます。
だから、毎年ただ何かを植えてたんじゃなくて、ちゃんと学ぶことはグレードアップしているんです。
で、学校ではこの時期がちょうど種まきラッシュになります。
今日は気温が上がったので、学級園で汗を流しながら種まきをしました。
皮膚にじりじり紫外線に感じながら。
お子様達も暑かったのか、外に連れ出したら収拾がつかなくなると思ったのですが、あまり大ふざけせずに作業をこなしていました。
芽が出るのが楽しみです。