ちょこらんだららん

2005年から2011年のダイアリー。昔の記事へのコメントありがとうございます。

日々、進む技術。

PCをいじりながら、何となくテレビをつけていることはよくあるのだが、今日はちょっとパソコン率よりテレビ率が高くなる番組を見てしまった。
NHKの「テレビはもっと進化する! −NHK放送技術研究所一般公開−」という番組。
放送技術研究所の研究内容・成果の公開を乙葉が体験しながら紹介していた。
そもそも、NHK放送技術研究所なるものの存在を知らなかったのですが、さらに来週は公開イベントがあるそうで、そのPRだったのかも知れません。
公式ページ→NHK放送技術研究所 | NHK技研
高性能カメラとか、ネットワーク利用とか、詳しいことは分からないシロウトでも、「これは凄いな」と驚かされ続ける内容。
一番びっくりしたのは、サッカーなどの試合のハイライトって、コンピュータが勝手に選び出すらしいんですよ。その選び出し方についてです。
1,実況アナウンサーの声をコンピュータがテキスト化。
 →これで、時間と誰が何をしたかをだいたい把握する。
2,全ての選手の位置情報を記録。
 →例えば、「コーナーに一人いて、ゴール付近に選手が集まっている状態」では「コーナーキック」と判断。キックしている人も判別可。
3,観客の歓声の大きさを測定。
 →盛り上がった場面であることを判断。
この他、計7つの方法を使って、正確に試合のハイライト映像を選び出すらしい。
本当に、コンピュータだけで出来ちゃうことと、そこまでのシステムを作って実用化されていることに驚き。
このデータ、ネットワークに繋がっているので、「必要ならばご家庭で情報のキャッチが可能」とか。何度も言いますが、素人なので驚くことばかり。
でも、こんなに高度な技術内容を、素人にも分かりやすく面白く伝えられる番組を作れるところに、改めてNHKの凄さを感じてみたり。