ちょこらんだららん

2005年から2011年のダイアリー。昔の記事へのコメントありがとうございます。

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書 よむよむ

10日くらいかけて、枕元の寝る前読書のおともにしようと思ってました。
昨日自分で、「ガッツリ読むんじゃなくて、必要なところを楽しみながら…」なんて言ってたのにね。寝る前に、ちょこっと読み始めたらおもしろくって、第3章の終わりまで読み通してしまいました。年表でいうと、ちょうど2000年まで。
色々、自分のことを思い出しました。
Windows95の発売によって、インターネットブーム広がる中、興味はあれども、接続環境がなかった高校時代。*1その後、ちょこらんが広大な情報の海にこぎ出したのは、'97年の大学入学と同時でした。
当時、一年生が自由に使えるパソコンは大学図書館の5台(!笑)しかなく。足しげく図書館に通う日々を過ごしました。*2
先輩達の個人ページに遊びに行ったり、おもしろいページを教わったり。でも、工学部の先輩方、特に院生くらいになると、何の話しをしているのかさっぱり分からず。「今度ソースを持ってくるから」という言葉にブルドッグソースを思い描いてみたり(爆)
「情報の海にこぎ出した」と言っても、今考えると岸辺に座って膝下だけちゃぷちゃぷしていただけかもしれません。
この本を読みながら、「あのときは、こういう時代だったのか」と妙に納得することが色々ありました。
そうこうしながら、自分も自宅から接続できるようになり、P-inを持ち歩き外でもネットをするようになり。自分のサイトを持ったり、チャットを覚えたり、メーリングリスト管理をしたり、2chを楽しんだりした4年間。
この教科書が「正史」だとすると*3だんだん、自分が近づいているぞという感じがする。少し、波が分かってきた。浮き輪をしながらでも、岸から離れられたかな?
これから読む第4章は、パラパラ見ると、大学院生時代お世話になったサイトも。楽しみだ。

*1:学校すら、どこにも繋がってなかったさ。

*2:当時は個人でパソコンを所有する新入生って、文系の私の周りにはめずらしかった気がする。ワープロでも所有率低くて、ワープロ指定のレポートが出ると、ワープロの貸し借りをしたり、慌てて買う人もいた。

*3:仮定とするという意味で。個人的には言い切ってもいいんですが(笑)