ちょこらんだららん

2005年から2011年のダイアリー。昔の記事へのコメントありがとうございます。

路上

一ヶ月とちょっと前に、我がバンドが解散しまして。。。
本日、新生バンドにて外で歌ってきました。
デビューライブです(笑)


人通りの多い、土曜の昼間、駅前。
何度やっても、路上はドキドキです。
8割方は「何、この人達?」「関わらない、関わらない。聴かないフリ、聴かないフリ」という反応なのです。
まぁ、自分も時々そうですけどね。
だから、一発目は、すっごくエネルギーが要ります。
仲間の「大丈夫!」というアイコンタクトと、
応援してもらった気持ちをエネルギーに変えて、全力で立つ。


でも、やっぱりワクワクでもあるのです。
人に聴いてもらえるように練習しているのだから、誰かの反応が気になるもの。
なによりも、外で歌うのは気持ちがいい。
どこまでも遠く、自分達の音が広がっていくのを感じると、
日常の悪い事が全部消えていくような気がするのです。
「ストレス発散」とかじゃなくて、「ストレス」って言う言葉がこの世に無いくらいの清々しい気持ちになれるのです。
加藤さんの「幸せが降ってくる」って言葉じゃないけどさヽ(^-^)ノ


やっていると、興味を持ってくれるのは、意外に年配の方。
小さな子どもも、じっと見つめてくれる。
歌いながら手を振ると、手を引いているパパやママが手を振り返してくれることもある。
全然見てくれない人でも、向こうから歩いてきた歩調が、だんだん私達の曲のリズムに合って、そのまま合わせて歩いてくれたら、私達の勝ち(笑)
通る人と目が合うと、そのたびに笑ってお辞儀ををしてしまいます。
1日が終わると、喉や顎よりも、営業スマイルによる表情筋の方が疲れてるんだけど、
そういう楽しさのたくさん詰まった路上が、やっぱり好き。