ちょこらんだららん

2005年から2011年のダイアリー。昔の記事へのコメントありがとうございます。

史料館

群馬県榛東村の「耳飾り館」へ行ってきました。
近くの茅野遺跡から出土した縄文時代の耳飾りを中心に、世界の耳飾り、耳飾りの歴史が展示されています。
ピアス穴を開ける気のない私には、耳飾りってあまり身近な存在じゃなかったけど、
世界中で、装飾品とされていることや、
縄文時代には、かなりの割合の人がつけていたとなると、
耳にアクセサリーをしないのは装備品のスロットを、一つ無駄にしているような気がしてきた。
でも、穴を開けるのは、ヤダ。


入館のときに、中で耳飾の絵を描いてくると、入館料が半額になる説明を受けた。
そりゃ、描くでしょ。
デッサンは得意です。
ピアノの5倍くらい。


金属のとか、石がついてるのとか、
どれを描こうか悩んだけど、
結局、粘土で細工をして焼いた(縄文土器のように)やつを選んだ。
描きながら、これはどんな人が使ってたんだろうとか、
どんな時に使ったんだろう、
どんな生活してたんだろう、
と考えた。


考えても答えが出るわけじゃなくて、
思いを馳せるだけなんだけど。


一つのモノと向き合う時間をくれたこの試みは、粋なものだ。